新しい年を迎えました。皆様、どんなお正月をお過ごしでしょうか。
ここシェパ山では雪が降って、止んだかと思ったら雨になって、また雪になって、の繰り返しのどんよりした元日です。
雨が上がったのを見計らって、ジン(今年3月で7歳、厄除けも兼ねて)を連れて近場の三社参りに行きました。
我家から徒歩2分の、『不入道観世音寺』。
900年の歴史があり、滝行ができることで有名です。
続いて我家から車で5分の『伏見神社』。
1648年からここに鎮座するという、歴史ある神社です。
毎年7月に岩戸神楽が奉納されることで有名です。
三社目は『現人神社』。我家から車で10分。
全国に二千余社ある住吉三神の総本宮で、最古の神社。
我家の地鎮祭はここ現人神社に執り行ってもらいました。
ちょっと長くなりますが現人神社のWEBサイトから抜粋します。
はじまりは、世界が混沌としていた神話の時代。
世界を作りし男神・イザナギノミコトは、女神・イザナミノミコトが亡くなったことを嘆き悲しみ、黄泉の国(死んだ人がいく国)を訪ねます。
しかし、女神・イザナミノミコトの体は腐って崩れており、男神・イザナギノミコトは怖くなって逃げだしました。
黄泉の国に行き死んだ人たちに触れてしまった穢れを祓うために、男神・イザナギノミコトが禊を行ったところ、三柱の神様が生まれました。この三柱、底筒男命・中筒男命・表筒男命のことを、「住吉三神」と呼びます。
この三神は穢れを祓う神様であり、また、 現世に人の姿で現れて、人々を導く神様として知られています。
神代の昔、イザナギノミコトは西隈の那珂川のほとりの立花木(現人神社のすぐそば)で禊を行ったと著名な国学者・青柳種信は、「筑前国続風土記拾遺」の中で考察しています。古代の海岸線は現在よりもかなり内陸に入れ込んでおり、弥生時代には福岡市内のほとんどが海中だったと九州大学名誉教授山崎光夫博士も唱えております。
これらのことから、イザナギノミコトが禊を行ったのは那珂川であり、住吉三神がうまれたのは現人神社のすぐ傍だったと理解できます。遥か昔から住吉三神は、この現人神社の地にお祀りされていました。
そんな由緒ある現人神社なので、午後4時近くというのに参拝客が境内のみならず、道路にまで溢れて並んで長蛇の列。(このコロナ禍にも関わらず!)
ゆえに、今日は諦めて前を通っただけ、後日参拝することにしました。
今年一年、『毎日が平常』、の一年になりますよう。
2021年も何卒よろしくお願い申し上げます。